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OCEAN – 未来ではなく今出来るカタチ オーシャンシリーズ

NewLifeProjectが提案するオーシャンシリーズの登場です。日本でも2020年7月1日にレジ袋有料化がスタートしました。現在、さまざまなブランドからエコバッグが発売されておりますが、すぐに破損してしまいそうな価格重視の商品が多く、折角、レジ袋の削減ができても、永く使用ができなければ本末転倒です。

NLPが考えるデイリーバッグは、デザイン性・素材に拘ったプロダクトです。オーシャンシリーズのメイン素材は、ビーチクリーン活動によって回収されたペットボトルが11%含まれたリサイクルPET製生地です。コンビネーション部分は、工場から回収された製造廃棄物を再生したリサイクルナイロンを使用。本体には、防水、防汚、帯電防止の加工を施しています。

今までは、ビーチクリーン活動等で回収された海洋ゴミの殆どが焼却もしくは、埋め立て処分されていました。現在、世界中の海に漂う海洋ゴミの量は、総計約1億5.000万トンに達し、さらに毎年800万トンのプラスチックゴミが新たに海に流出していると考えられています。このまま、ゴミの流出が増え続けると2050年の世界の海は、魚よりプラスチックゴミの量が多くなることが予測されます。日本で行ったアンケート結果によると、海洋ゴミという言葉自体は、80%以上の人が知っていると回答しており、広く認知されているようですが、海洋ゴミの実態を把握している人はまだまだ少ないようです。そもそも海洋ゴミとは、釣り糸や魚網は別として、一見、海洋ゴミとは関係ないように感じられる街のゴミも、雨水とともに排水溝へと流れ、やがて川から海へと流れ着きます。このように街から流れたものが、海洋ゴミの80%を占めると言われております。現在のオーシャンシリーズは、今できる僅か11%の海洋ゴミ使用率からのスタートですが、未来に向け、着実に一歩ずつ比率をあげていけるようにNLPでは、サーキュラーエコノミーの一環として、環境負荷をできるだけ抑えた新たなプロダクトとして、蘇らせる取り組みを進めていきたいと考えます。